例題1 · 5–6年生
遠足のバス
150人の児童が遠足に行きます。どのバスにも席が40あります。バスは何台必要ですか。
児童を40人ずつ数えます。150 = 3 × 40 + 30なので、バス3台が満席になり、30人が残ります。
満席にはならなくても、この30人にもバスが必要です。
3 + 1 = 4台です。
答え 4台です。
ひっかけのある数5–6年生
29人の児童が車で遠足に出かけ、どの車にも4人ずつ乗ります。車は何台必要でしょう?こうした問題で、子どもはあまりのあるわり算をしてから、そのあまりが何を表すのかを考えます。車がもう1台いるのか、あめが残るのか、次の列の席なのか。倍数の見分け方を使えば、わり算をまったくしなくても「わり切れる?」に答えられます。
7でわると、あまりは0、1、2と続いて6までのどれかです。7以上になったら、グループをまだ作れます。
29人が4人乗りの車に乗ると、満席の車が7台と、あまりが1人なので、車は8台必要です。同じわり算から、答えは7にも8にも1にもなります。決めるのは問題です。
数は、一の位が偶数なら2で、一の位が0か5なら5でわり切れます。3や9でわり切れるかどうかは、各位の数字の和がそれでわり切れるかどうかで決まります。
どんな整数も、同じ数ずつのグループとあまりで表せます。そのどちらを求めるのかは、問題が決めます。
| 問い | わり算 · 青は聞かれていること | 答え |
|---|---|---|
| 29人の児童に、4人乗りの車は何台必要? | 29 = 7 × 4 + 1 | 8台 |
| 29個のあめを4人の子どもで分けると、それぞれ何個? | 29 = 7 × 4 + 1 | それぞれ7個 |
| 29個のあめのうち、何個あまる? | 29 = 7 × 4 + 1 | 1個 |
数を、同じ数ずつのグループとあまりで表します。それから問題をもう一度読み、何を求めているのかを見きわめます。グループの数か、あまりか、それともグループをもう1つふやした数か。いちばん小さい数や、ある性質をもつ数字を聞かれたら、順に試していきます。下の例題は、いちばんやさしい問題から算数オリンピックの問題へと進みます。
例題1 · 5–6年生
150人の児童が遠足に行きます。どのバスにも席が40あります。バスは何台必要ですか。
児童を40人ずつ数えます。150 = 3 × 40 + 30なので、バス3台が満席になり、30人が残ります。
満席にはならなくても、この30人にもバスが必要です。
3 + 1 = 4台です。
答え 4台です。
例題2 · 5–6年生
38*6の星印のところにどの数字を入れると、この数は9でわり切れますか。
数が9でわり切れるかどうかは、各位の数字の和がわり切れるかどうかで決まります。
わかっている数字の和は3 + 8 + 6 = 17で、星印は0から9のどれかの数字なので、和は17から26のどれかです。
17から26までで9でわり切れるのは18だけなので、星印は1です。3816 = 9 × 424。
答え 数字の1です。
例題3 · 5–6年生
2を100個かけ合わせます:2 × 2 × 2 × … × 2。この答えの一の位の数字は何ですか。
順にかけていきながら、一の位を見ます:2、4、8、16、32、64、128、256。一の位は2、4、8、6と進み、そのあとくり返します。
きまりは4つでひと回りし、100 = 25 × 4です。100個目の2は、きまりの25回目のひと回りの終わり、その4番目にきます。
ひと回りの4番目は6なので、答えの一の位は6です。
答え 6です。
MathTrail は、間違った答えを一つひとつ、どのひっかけにかかったのかから解説します。このテーマでよくあるひっかけを、お子さまへの声かけの例と一緒に紹介します。
グループとあまりが入れかわってしまいます。バスの台数を聞かれているのにあまりの30人を答えたり、きまりのひと回りが何回あるかを表す25を、きまりの中の位置ととりちがえたりします。
声かけ
「聞かれているのは、グループの数?それとも、あまり?」
答えがグループ1つ分ずれます。最後の30人のバスを忘れて4台ではなく3台にしたり、きまりの中の位置を1からではなく0から数えたりします。
声かけ
「あまりのために、グループがもう1つ必要?」
場合を1つ見つけたところで、探すのをやめてしまいます。3でわり切れるかを聞かれているのに、星印が1だとわかると、4や7もあてはまるかを確かめません。
声かけ
「0から9までの数字を全部ためした?」
あめやカードを家族で分け、結果を2つの数で言ってみましょう。それぞれ何個もらえるかと、何個あまるかです。
大きな数を作り、各位の数字をたして、3や9でわり切れるかを確かめましょう。そのあと電卓でわってみて、見分け方が正しいことを確かめます。
ひと回りしてくり返すきまりを探しましょう。曜日、ネックレスの色の並び、3、9、27、81の一の位などです。50個先に何が来るかを聞いてみましょう。
倍数・約数とあまりの問題を出してください