MathTrail

数え上げ5–6年生

方眼紙の図形

方眼紙に図形をかいてみてください。図形はいくつのマスをおおい、ふちの長さはどれだけでしょう?こうした問題では、面積をマスの数で、まわりの長さをマスの辺の数で数えます。この2つは取りちがえやすく、長方形は角のマスがなくなっても、まわりの長さが変わらないことがあります。もれなく、重なりなく数えること、それが求められる力のすべてです。

解き方のカギ
マスごとに外側の辺を数える
身につく力
面積とまわりの長さを区別し、マスと辺をもれなく、重なりなく数える力

マス目のルール

外側の辺を数える

どのマスにも辺は4本あります。辺がまわりの長さに入るのは、その辺の向こう側に図形のマスがないときだけです。

図形面積(マス)まわりの長さ(辺)
1マス14
となり合う2マス24 + 4 − 2 = 6
一列に並んだ4マス410
2 × 2の正方形48

解き方:ふちをたどる

図形を方眼紙にかきます。面積は、マスを横の列ごとに数えます。まわりの長さは、ふちをひと回りたどりながら、通ったマスの辺を数えます。図形を切り分けるときは、もれも重なりも出ない順番で部分を書き出します。下の例題は、いちばんやさしい問題から算数オリンピックの問題へと進みます。

  1. 図形を方眼紙にかく
  2. 面積はマスを、まわりの長さは外側の辺を数える
  3. 別の数え方で確かめる

例題1 · 5–6年生

十字形

5マスで十字形を作ります。まん中に1マスあり、その上下左右に1マスずつつけます。十字形のまわりの長さは、マスの辺何本分ですか。

  1. 十字の先の4マスには、外側を向いた辺がそれぞれ3本あるので、4 × 3 = 12本です。

  2. まん中のマスには、外側を向いた辺がありません。どの辺も先のマスに接しているからです。

  3. したがって、まわりの長さはマスの辺12本分です。

答え マスの辺12本分です。

例題2 · 5–6年生

帯を2つに

たて2マス、横4マスの帯を、マス目の線にそって、4マスずつの2つの部分に切り分けます。どちらの部分も、ばらばらにならずにつながっていなければなりません。切り方は何通りありますか。

  1. まん中で横にまっすぐ切ると、4マスが一列に並んだ部分が2つできます。これで1通りです。

  2. まん中でたてにまっすぐ切ると、2 × 2の正方形が2つできます。これで1通りです。

  3. たて、横、たての順に切ると、L字形の部分が2つできます。段差はどちら向きにもできるので、2通りです。全部で4通りです。

答え 4通りです。

例題3 · 5–6年生

対角線

方眼紙に、たて3マス、横5マスの長方形をかき、角から向かい合う角まで線を引きます。この線が通るマスは、何マスですか。線がマスの内側を通るときは数え、マスの角にふれるだけのときは数えません。

  1. 角から角へ進むあいだ、線は、長方形の内側でマス目の線を横切るたびに、新しいマスに入ります。

  2. 線は、一方の向きの線を4本、もう一方の向きの線を2本横切り、2本を同時に横切ることはありません。3と5の公約数は1だけなので、途中でマス目の角(格子点)を通らないからです。

  3. 線は1マスから始まり、さらに4 + 2 = 6マスに入るので、全部で7マスです。

答え 7マスです。

つまずきやすいところ

MathTrail は、間違った答えを一つひとつ、どのひっかけにかかったのかから解説します。このテーマでよくあるひっかけを、お子さまへの声かけの例と一緒に紹介します。

家庭でできること

  1. 方眼紙

    方眼紙を手もとに置いて、4マスや5マスの図形を一緒にかいてみましょう。ふちがいちばん長いのはどれ?いちばん短いのはどれ?

  2. ふちをたどる

    指でふちを1辺ずつたどりながら、まわりの長さを数えます。それから、各マスの外側の辺を数え、両方の数が合うか確かめましょう。

  3. 切って数える

    紙の帯を、同じ大きさの2つの部分に、見つけられるだけ多くの方法で切ってみましょう。もれも重なりもないように並べます。

先に学ぶテーマ

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