MathTrail

数え上げ1–6年生

植木算

木が6本、一列に並んでいたら、木と木の間はいくつ?丸太を切って5本にしたら、切ったのは何回?こうした問題で子どもが数えるのは、物か、物と物の間のどちらかで、この2つの数は1ちがいます。間違った答えの大半はこの1のちがいから生まれ、それを正すのが、小さい場合をさっとかいた図です。

解き方のカギ
小さい場合を図にかいて数える
身につく力
物とその間を見分け、きまりを図で確かめる力

間の数のルール

物か、間か?

どの問題も、そのどちらか一方を数えます。一列、輪、「…から…まで」では数え方がちがい、どうちがうかは小さな図をかけばわかります。

図数えるものいくつ
一列に並んだ木6本となりどうしの間6 − 1 = 5
切って5本にした丸太切った回数5 − 1 = 4
花だんを囲む低木8本となりどうしの間8
3〜7ページ読んだページ7 − 3 + 1 = 5

解き方:小さい場合を図にかく

物を点や柱で表して図にかきます。はじめは2つか3つの小さい数でかきます。図の上で間を数えてきまりを見つけ、それから初めて問題の数に当てはめます。下の例題は、いちばんやさしい問題から算数オリンピックの問題へと進みます。

  1. 物と間を図にかく
  2. 問題がどちらを数えているかを見つける
  3. 計算し、きまりを小さい場合で確かめる

例題1 · 1–2年生

バスの路線

バスの路線に停留所が6つあります。バスは、ある停留所から次の停留所まで3分で進みます。最初の停留所から最後の停留所まで、何分かかりますか。

  1. 6つの停留所を点で表します。バスは、点と点の間を走ります。

  2. 6つの停留所の間は5つで、停留所より1つ少なくなります。

  3. どの間も3分かかるので、5 × 3 = 15です。

答え 15分です。

例題2 · 3–4年生

9階と3階

同じマンションの9階にレナが、3階にマキが住んでいます。どちらも1階から歩いて上ります。どの階の間の階段も、段の数は同じです。レナが上る段の数は、マキの何倍ですか。

  1. マキは1階から3階まで上ります。1階から2階、2階から3階で、2階分です。

  2. レナは1階から9階まで上ります。8階分で、住んでいる階の数字より1つ少なくなります。

  3. 階段はどれも同じなので、8 ÷ 2 = 4です。レナはマキの4倍の段を上ります。

答え 4倍です。

例題3 · 5–6年生

丸太は何本?

きこりたちが何本かの丸太を切りました。どの丸太も、少なくとも1回は切りました。切った回数は全部で9回で、丸太は14本に分かれました。きこりたちが切った丸太は、何本ですか。

  1. 丸太を1本切ってみます。1回切ると2本、2回切ると3本になります。どの丸太も、切った回数より1本多くなります。

  2. これをすべての丸太で合計します。できた本数は、切った回数より、丸太1本につき1本ずつ多くなります。

  3. 14 − 9 = 5なので、丸太は5本でした。

答え 丸太は5本でした。

つまずきやすいところ

MathTrail は、間違った答えを一つひとつ、どのひっかけにかかったのかから解説します。このテーマでよくあるひっかけを、お子さまへの声かけの例と一緒に紹介します。

家庭でできること

  1. 指と指の間

    手を広げてみてください。指は5本、その間は4つです。このテーマ全体をいちばん手早く表す図で、いつでも手もとにあります。

  2. 帰り道の階段

    階段では、階の数と階段の数を一緒に数えましょう。1階から4階までは何階分?2階から4階までは?

  3. 柱とベンチ

    散歩のときに、さくの柱とその間や、池のまわりのベンチを数えてみましょう。一列なら間は1つ少なく、輪なら同じ数です。

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